子育て中リハビリスタッフにおすすめ 老健の働き方〜入所編〜

リハビリ
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リハビリ職員の皆様お元気でしょうか。本日は老人介護保健施設(老健)の働き方についてお伝えします。老健のリハビリ職員としての業務は施設にもよりますが

  • 入所
  • 訪問
  • デイケア

が主になると思います。施設によってこれらを兼務したり、逆に1つに専従するなどさまざまだと思います。今回は入所の方の働き方についてお話します。

注意 あくまでも私の経験上のものであり各職場により業務形態は異なります。

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老健のリハビリで大切な心構え

まずはじめに伝えておきたいことは老健は在宅での生活を目標にリハビリをすることを前提としています。しかし、特別養護老人ホームへの入所までの期間につなぎとして利用されている方や行き先が決まらない方もみえます。なので、回復期の病院等と違いリハビリテーションへのモチベーションが低い方も一定数おられます。身体機能を上げても自宅に帰る予定がないのですからやる気は上がらなくて当然とも言えます。そのため老健でのリハビリに大切なことは、リハビリそのものを楽しんでもらう。その上で今後の方向性に合わせたリハビリを行うことです。

リハビリの回数と働き方

基本的に入所者へのリハビリは個別で1週間に2回(1回1単位20分)あります(入所3ヶ月以内は3〜5回回の短期集中リハビリテーション加算があります)。30人利用者の場合は30×2=60単位分のリハビリを提供することになります。またリハビリの2回のうち1回は集団でのリハビリテーションでもよいというルールがありますので、リハビリスタッフが少ない場合や他利用者との交流等を促したい場合には集団でのリハビリテーションを行うこともあります。

単位数が1週間毎で決まっているため1週間の中での休日は柔軟に変更しやすいです。お子様がいらっしゃる場合は土日休みも可能ですし、そうでない場合も土日のどちらかを平日休みに回すことも可能です。入所者によっては○曜日がいいという希望がありますし、会議等の都合で全部が全部変更出来るわけではありませんが、あらかじめシフトが決まってる場合と比べて、休みの変更がしやすいのが老健のメリットだと思います。

残業

これは正直各施設によってバラバラだとは思います。受け持ちの入所者が多い場合は業務も多いですし、役職があれば会議等への参加も必要です。しかし先程も伝えましたように1週間毎に必要な単位が決まっているため、どうしても定時に帰りたい日がある場合には、他の日(同じ週内で)に単位をまわすことができます。もちろん単位をまわした日がその分忙しくはなるのですが、どうしてもこどもの用事がある場合等は残業せずに帰るといった選択をとることが出来るので、働きやすいと思います。

以上が老健、入所での働き方です。もちろんここに書いた以外にも、書類業務や自宅訪問、委員会等多くの覚えることはあります。老健は他の部署に比べると休みを柔軟にとりやすいことが多いため、子育て中の方にはとてもおすすめだと思います。

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