【FP・国公立大卒理学療法士監修】お金の有意義な使い方

皆様は自分の意思でお金を使っていると考えていますか?

残念ながらお金を使うときは周りの影響を強く受けています。他の人が持っているから、安売りされているから等、本来自分が必要でないものも買ってしまいますよね。

どのようにすればより多くのお金を稼げるかということはみなさんも考えたことがあると思います。ではどのようなことにお金を使えばより有意義なのかと考えたことがあるでしょうか。

私なりの考えをまとめてみました。

経験にお金を使う

自分が欲しい物を買ったとき、ある一定期間は嬉しい気持ちが持続します。しかし時間が経つにつれてその嬉しさは軽減してしまいます。それは高い服、車、家等すべてのモノについて同様です。もちろん自分のご褒美や趣味として好きな物を買うことはとても良いことです。しかし買う前に自分が思っていたよりも短い期間で、買った喜びはなくなることが多いと感じます。

その反対に親しい人との旅行や好きなアーティストのライブ、結婚式等の経験を含む場合は時間を経て思い出してもその時の楽しさ、幸せな気持ちがまたよみがえってきます。僕は家族での旅行が好きなのでよく行きますが、その時撮った写真を見返す度に幸せな気持ちに浸れるのです。

経験は早ければ早いほど好ましいです。ありがちな考えは『チャンスがきたらやる』や『落ち着いたらやる』です。例えば海外旅行に行きたい気持ちはあるが時間が無いので、定年したら行きまくるぞ!と考えてる人も多いのではないでしょうか。

しかし

• はたして本当にそれまで生きているでしょうか
• その年齢で今のような体力、気力はあるでしょうか

やりたいことを早い段階で行えば死ぬまでの間、その思い出で幸せな気分をたくさん味わうことが出来ます。時間は戻りません。最善は今行うことです。

親しい人にお金を使う

自分の家族や親しい友人、恋人に贈り物をしたことはある方はその際相手が喜んでくれればとても幸せな気分になったはずです。親しい人への出費はあまりケチらないことが賢明です。もちろんあまり親しくない人に見栄をはって高い贈り物をする必要はありません。親しい人に何かのお返しや日頃の感謝を伝えるためにお金を使ってみましょう。それにより相手とあなたの二人分の幸せが得られると思います。

何も無い日でも大丈夫です。恥ずかしい気持ちもわかります。ですが、別れは急にくることもありますよね。出来るだけ早くお世話なった人、感謝したい人に贈り物を渡しましょう。

以上の2つが私なりのお金の使い方の指針です。

takataka

国立大学の理学療法学科を卒業後、回復期病院や老人保健施設で勤務。福祉住環境コーディネーター2級。ファイナンシャルプランナー3級。趣味は読書。子育てしながら有益な情報を投稿出来るよう日々努力しています。