【旅行レビュー】鎌倉《建長寺/浄智寺/てぬぐいカフェ一花屋》

旅行
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四季それぞれ違った良さがあり、通年観光客で賑わっている鎌倉。

神奈川の南東部の市であり、大きな海・自然を含む山、素敵な神社など魅力的な観光スポットが多く、地元で採れた新鮮な海鮮や野菜を使用して作られるご当地グルメなども堪能できるお店がたくさんあります。

この時は鎌倉で人気のある古民家カフェ、観光を目的とした寺院巡りをしてきました。

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アクセス

東京エリアから鎌倉までは乗り換えなく1時間程で行かれるアクセスの良さ。

鎌倉エリアは北鎌倉、長谷、由比ガ浜、鎌倉駅周辺、西鎌倉、源氏山などに分かれており、うまく計画すれば徒歩での移動も可。

観光地ということで、シーズン中は特に混みあい、バスや路面電車で湘南の良さをより感じることができる江ノ電は多くの人が利用しています。

渋滞も発生するため徒歩で移動ができるプランや、レンタルサイクルでの移動手段がお勧めです。

建長寺

今回私が訪れた臨済宗建長寺派の大本山である建長寺。

1253年北条時頼によって創建された日本最初の禅寺であり、鎌倉幕府が滅びた後でも足利義満の力によって大切にされてきた鎌倉五山一位の寺院。

境内はとても広く拝観にもかなり時間がかかりますが、入口から総門、三門、仏殿、法堂、方丈と見どころスポットである木造建造物が一直線に連なっている為拝観しやすいです。

拝観入口の総門を抜けるとまず正面に見えるのが重要文化財にも指定されている高さ20メートルの大きな三門。

そんな重厚感のある三門は間近で見ると言葉で表せないほどの迫力です。

建長寺の建造物の中でも特に印象に残りました。

更に総門から三門までの通りは桜の木が植えられており、春には両脇にソメイヨシノが咲き誇り、開花シーズンは桜を含む建造物の写真を残すことができます。

その先には高さ2.4メートル地蔵菩薩坐像が安置されている仏殿、仏殿までの参道には神奈川の保存樹木に登録されている樹齢760年のビャクシンが植えられています。

迫力のある建造物だけでなく参道間も自然を含む景色を楽しむことができ魅力的でした。

そして建長寺には建造物だけでなく、鎌倉三名鐘でもあり国宝でもある梵鐘という大きな鐘があり、国の名勝に指定された美しい庭園もあります。

庭園前に建つ重要文化財である唐門の先に創建当時からある庭園は、池を含む芝生の庭園で、漢字の「心」を形取っていることから「心字池」と言われています。

緑豊かな芝生がきれいに整備された庭園は、付近にベンチもあるので腰掛けてゆっくり景色を楽しむことができます。

私が訪れた朝早い時間帯では、観光客も少なく小鳥のさえずりだけが響き渡り癒しの時間でした。

写真を撮る際も観光客が少なくゆっくり撮ることができるので拝観開始時間直後に訪れるのがお勧めです。

更にはハイキングコースに繋がる道もあり、その途中には富士山を含む絶景を見渡すことができる展望台もあります。

ハイキングコースは、急な坂道や階段が多い為、体力を使いますが建長寺の迫力に加えて展望台から見える景色は訪れた人にしか味わえない絶景です。

桜や紅葉と季節によって違った景観を楽しむことができるのでどの時期に訪れても見どころ満載の寺院となっています。

広大な境内で国宝や重要文化財の建造物が多く並び、自然の多さ、美しい庭園、更に境内の奥から見渡すことができる絶景。

鎌倉を訪れる際にはゆっくりと時間をかけて建長寺の魅力を感じてもらいたいです。

浄智寺

建長寺より歩いて約15分で行ける鎌倉五山第四位の浄智寺。

豊かな自然に囲まれた中に寺院は存在します。

浄智寺は入口から赴きのある風景となっており、小さな橋や見どころの1つである「甘露の井」といって良質な水や伝説を残す特別な井戸があります。

その先の山門を超え鐘楼門まで長く階段が続いていますが、緑の木々に囲まれ苔むした階段が並ぶその光景は、ジブリの世界にでてくるような幻想的な世界観を感じます。

特に緑の木々を楽しみたい方には、ぜひこの初秋の時期の浄智寺がお勧めです。

境内はそこまで広い寺院でないですが、鎌倉では珍しい鐘楼門があることや過去・現世・未来三世に渡って願いを聞いてくれるという三世仏坐像が安置されている本堂、境内奥には素堀りのトンネルがありその周辺には石を削ったやぐらや鎌倉江の島七福神の布袋様が佇んでおり見どころ満載の寺院です。

また拝観の順序が案内されたコースになっているのでまわりやすく、山に囲まれた寺院であることから、大きな竹が囲むように植えられた竹林の参道を歩くことができたり、茅葺屋根の客殿に隣接する庭園では季節ごとの植物を楽しむことができる風景となっていて、たくさんの自然を満喫することができました。

てぬぐいカフェ一花屋

鎌倉はグルメな街でもあり、風情を感じる古民家で鎌倉らしい食事を味わえるお店やカフェ、和洋スイーツまで行列の絶えないお店がたくさんあります。

また美味しさだけでなく、江ノ電や海を眺めながら食べられるロケーションも良いお店ばかりです。

風情を感じる鎌倉らしい古民家での食事を求めていた私は、

今回「てぬぐいカフェ一花屋」さんに行きました。

江ノ電で最寄り長谷駅から徒歩5分程御霊神社付近に位置しており、お店の佇まいから赴きのあるこちらのお店は築85年の古民家で畳敷きの店内です。

一部屋にちゃぶ台が置かれた縁側・ソファ席・お膳などの席があり、私はちゃぶ台の席を利用しました。

店内から見る目の前の美しい庭園、風鈴の音、昔仕様の蚊取り線香もたかれており、一昔にタイムスリップしたかのような空間。

静かで居心地が良く何時間でも居座ってしまうほど癒しの時間でした。

食事は人気メニューの酒粕のカレーを始め、お店の手作りおにぎりと鎌倉野菜や無添加食材をたくさん使用したワンプレートなどがあり、このワンプレートではタルタルソースまでも手作りの車麩のカツのメインを始め、鎌倉の新鮮野菜をふんだんに使用した優しい味のお惣菜を楽しむことができます。

古民家で鎌倉らしい食事を理想としていた私にとってまさに今回求めていたお料理で、レトロな空間で景色を楽しみながら、バランスの良いお料理もいただくことができ、至福の時間を過ごすことができました。

また店名通り、手ぬぐいの販売も行っておりその他にもお皿や鎌倉土産として選べる雑貨販売も行っています。

リノベーショされた店内ですが、どこか昔らしさが残る雰囲気でそんな癒し空間の中でいただくランチはより美味しさを感じました。

てぬぐいカフェのある長谷近辺は海岸もあり、観光地もあるので散策がてらランチや休憩でお勧めのカフェです。

まとめ

今回は真夏が終わり初秋を迎える時期に楽しめる風景を目的とし、寺院巡りを始め鎌倉駅からも比較的近いスポットで選びましたが、海沿いに沿ってよい観光地やお店は多岐にわたります。

鎌倉は都心からも近く日帰りでも行ける距離ですが、自然、海、山その時の気分に合わせて観光できるよう、何日かにわけて観光するのがお勧めです。

鎌倉以外の旅行レビューもぜひどうぞ(*^^*)

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