皆様お元気でしょうか。
私ももうすぐ30歳です。年齢を重ねると膝にきますね笑
今回は変形性膝関節症等で膝が痛い場合にどのような対応策があるかまとめていきたいと思います。
運動
変形性膝関節の治療の基本なるのは運動です。特に膝周囲(大腿四頭筋)の筋力をつけることが大切だとされています。
私がおすすめする運動としては椅子に座っての膝伸ばしです。膝を伸ばして10秒数えます。そしてゆっくりと下ろすこれだけ。これを両側行います。20セットほどでふとももが疲れてくると思います。椅子に座って行うのでテレビを見ながらでも行なえます。
運動の種類はウォーキングや筋力訓練等ありますが大切なのは継続することと負荷量です。負荷量に関してはやりすぎて翌日に痛みが悪化しない程度に抑えましょう。継続するときのポイントとしては↓の記事にまとめたのでぜひ参考になさってください。
杖
ホームセンター等に売っている杖を利用する方法があります。T字杖といいます。
杖の高さなどはこちらをご参照ください。
よく間違えやすいポイントとして杖は膝が痛い側と反対側で持つということです。
しかし杖は見た目を気にされる方も多く万人におすすめの方法とは言えません。
サポーター
サポーターはしばしば膝痛のある方に利用されています。サポーターを巻くことで膝に意識がいき痛みが出る前後左右の動揺を軽減するため痛みが減るとされています。また動揺が減ることで転倒のリスクも減らせると考えられています。
われわれの論文では、27人の変形性ひざ関節症患者さんにサポーターを巻く前と巻いた後で重心動揺計の上に立ってもらい、30秒間に重心が動いた線の長さを比較しました〔*4〕。 その結果、巻く型のサポーターを着けた後は着ける前に比べて、平均で12・1%重心が動く距離が減っていました
9割のひざの痛みは自分で治せる 戸田佳孝
サポーターは様々な種類が売られていますが、私がおすすめするのは
ひざサポーター「リフリーラ」です↑
リフラーラではO脚・X脚用の回旋系、反張膝用の固定系があります。変形性膝関節症の方はO脚(膝が外側に変形する)が多いため回旋系をおすすめしています。スタビライザーがついており左右の動揺を防ぐことができるのが重要なポイントだと思います。
使用されている約94.9%の方が膝の曲げ伸ばしが楽になったと話しており、とてもおすすめです(^^)。
足底板
変形性膝関節症になるとO脚といい膝が外側に広がり膝の内側への荷重が増大してきます。足部の外側(小指側)が高い足底板(インソール)を利用することで足首が内側に入り体重が膝の内側にかかりにくくなり痛みが軽減します。足底板であれば靴の中に入れておくだけで、周りからも気づかれないためおすすめの対応策かと思います。

日本人の足の形状に合わせて研究開発されたO脚・X脚インソール
インソールは海外のものが多いのですが↑の商品であれば日本人に合わせて設計されており安心です。踵に衝撃吸収材を使用しており、踵接地時に生じるストレスを軽減できます。万が一注文しサイズが合わない場合でも交換が可能です。ぜひ試して見てください(^o^)

国立大学の理学療法学科を卒業後、回復期病院や老人保健施設で勤務。福祉住環境コーディネーター2級。ファイナンシャルプランナー3級。趣味は読書。子育てしながら有益な情報を投稿出来るよう日々努力しています。
コメント